マーケットとネット経由で対話するおもしろさ
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マーケットとネット経由で対話するおもしろさ

現在担当しているプロジェクトで、ある製品グループについて運営するWebサイトで情報を発信したり、逆にWeb上から情報収集をして、こちらの発信する情報に反映したり、あるいはクライアントやパートナー企業との対応に活用したりしている。

ある意味、対面でのやり取りではなく、もどかしさがあることも事実だ。

一方、ネット上の匿名の某掲示板や個人のブログなどでクライアントやパートナー企業の製品についての情報を収集していると本当におもしろい。

検索エンジンで、製品名などの固有のキーワードを入力して、出てくる雑多な2バイト文字列の中からマーケティングの上で意味のある情報だけを救い上げるという作業。

匿名の情報には常に信憑性があるのか、と言う疑問や疑念がつきまとうのだが、逆に面と向かって聞けば決して得られない貴重なナマのマーケット(=顧客)の声、価値あるマーケティング情報があることが大きい。

某掲示板などでは、歯に絹を着せぬ罵詈雑言も飛び交うが、その一方で彼らにとってメリットがあるという状況出てきたとたんに、場の雰囲気が一変するのが分かるのだ。

そして、ネット上ではすべてのやり取りが電子的なデータとして粛々と流れていく一方、ある時点でオフラインのリアルのイベントが行われ、参加しているステイクホルダーが一同に会する。

その時に、企業サイドからは、この方があの掲示板のこの人か〜、なんてことは恐らく無いのだろうが、ユーザ(顧客)サイドからは、あー、この人達がこの製品を開発したのか、とか、こいつがこうすれば買うのに、とか色々と思うことがあるのだろう。

Web 2.0 時代になっても、商売の原点は変わってはいないはずだ。
お客様がお金を出してモノやサービスを買うのは、それが彼らにとって必要であったり、彼らが対価を払ってでも欲しいと思ったりするからだ。

そういう本音を引っ張り出して、製品の開発や設計に反映させたり、あるいはサポート体制でカバーできるようにしたりすることで、その製品がマーケットで成功するかどうかが決まってくる。

それにしても、テクノロジーの分野、つまりハードとソフトの組合せで、現在ほどソフトの価値、重要性がクリティカルな成功要因(Key Success Factor: KSF、または Critical Success Factor: CSF) となっていることは無いと痛切に感じる。

「コンピュータ、ソフトなければタダの箱」なんて川柳が詠まれたことがあった記憶があるが、本当にソフトが駄目だとコンピュータや組込み機器は成功が難しい。

先のET2008、組込み総合技術展でもブースやカンファレンスのあちこちでそういった議論がなされていたのだと思うが、日本の産業界や政府の担当省庁がこれまでソフトウェア(特に組込みシステムの)分野で生産性の向上やエンジニアの地位、Quality of Life (生活の質)の向上に真剣に取り組んでこなかったために、ソフトウェア危機が叫ばれて久しい。

そんな中、例えばまつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語 Ruby は インターネットの隆盛やフレームワークRuby on Railsの出現、Web 2.0 時代の流れにもうまく乗って、いまや世界中のライトウェイト言語の代表格の一つとなる大成功を収めている。

どのようなアプリケーションであれ、日本発のテクノロジーやソフトウェアで、世界のデファクト標準となるものがRuby のようにまたいつか出てくることを願ってやまない今日この頃だ。


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