効率が10倍アップする新・知的生産術−自分をグーグル化する方法
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効率が10倍アップする新・知的生産術−自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術−自分をグーグル化する方法 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法効率が10倍アップする新・知的生産術

公認会計士・経済評論家の勝間和代さんの書いた知的生産についてのノウハウ本。
本書の内容は、実はこのブログのテーマであるマーケティングとは直接の関係は無い。
しかしながら、以下のような理由から、本書もこちらでご紹介させて頂きたいと考えた:

  1. 書名だけ見ても分かる、勝間さんの秀逸なマーケティング・センス
  2. マーケティングには情報のインプットとアウトプットが不可欠で、知的生産という側面が大きいこと
  3. マーケティング戦略を考える上で欠かせない、ロジカル・シンキングやフレームワークのコンセプト

要するに、テクニカル・マーケティングも含めて、あらゆるマーケティングの仕事に従事している方が読んで損は無い一冊だと考えている。
では、以下に上述の三点をもう少し掘り下げて記しておきたい。

勝間さんの秀逸なマーケティング・センス

本でも、ブログでも、ネーミングやキャッチコピーが重要だ。 どんなに内容が良い本でも、書名がまずいと売れないのだ。 これは、本や書籍の企画やマーケティングに携わっている方には極当たり前の事実だと思うが、念のためにここに明記しておく。

さらに言えば、特にB2Cのマーケティングでは、製品の名前は重要なマーケティング要素だ。
覚えやすく、言いやすい、しかも製品の機能や特徴が連想できるような製品名が理想だ。
これは、法人営業が主体のテクノロジー・マーケティングでは、それほど重要ではないが、それでも覚えにくい、ワケの分からない製品名よりは、覚えやすく言い易い名前が良いにこしたことはない。

この本の書名に戻り、何がこの書名で良いのかを更に検証してみよう。
まず、数字。「効率が10倍アップする・・・・」の10倍というのが具体的な数字。 
テクノロジー関係でも「・・・を256倍活用する本」なんて書名が流行った頃があったが、それと同じ手法だ。
とにかく、数字を入れるとメリットが具体的になり、分かりやすくなるという利点がある。

ちなみに、勝間さんの前著である「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」などでも、同じように数字を入れるというテクニックが使われている。

次に、「新・知的生産術」か。知的生産術の本は梅棹忠夫氏の本など以前より名著があった訳だが、Web 2.0時代に相応しい新しい知的生産術ということで、「新・知的生産術」。これにもそそられるものがある。

そして、とどめは、やはり副題の「自分をグーグル化する方法」だ。
知的水準の高いインターネット・ユーザにとって、「グーグル」はある意味で優秀な検索エンジン、Web 2.0時代の勝ち組、などの代名詞的な存在だ。 そのグーグルに自分を近づける、つまり自分をグーグル化する、ということをイメージしてみたら、なんとなく自分が無敵な知的生産者になれる気がしないだろうか?(笑)

この書名を見ただけでも、勝間さんの秀逸なマーケティング・センスが伺える。書名をこれに決めるに当っては、それなりに脳みそに汗をかかれたのだと思うが、この書名がパッと浮かんですぐに出てきたのであれば、勝間さんはマーケティングの天才なのかもしれない。(もちろん、書名だけじゃなく中身もしっかりしている。)

本職が公認会計士、経済評論家と一見マーケティングとはあまり深い縁がなさそうなのだが、本書を読んで、あー、なるほどなー、と思った。何しろ、会計士の仕事のあと、マッキンゼーで戦略系コンサルティングにも関わっていたのである。そりゃー、マーケティングやビジネスの戦略の面でも鍛えられたに違いないはずだ。


マーケティングには、知的生産という側面が大きいこと

マーケティングでは、顧客・お客様の情報、競合他社に関する情報を収集するなど情報の収集が欠かせない。
そして、プロモーションや販売促進、広告・広報では、いかに顧客やお客様の心に響くマーケティング・メッセージを創り出せるかが市場での勝敗に大きく響く。つまり、マーケティングはある意味で知的生産活動の最たるものの一つなのである。


マーケティング戦略を考える上で欠かせない、ロジカル・シンキングやフレームワークのコンセプト

ビジネスやマーケティングの戦略を立案するには、論理的な思考力、つまりロジカル・シンキングのスキルが不可欠である。また、そのための一つの手法としての「フレームワーク」について、比較的平易に記述されている。

恥ずかしながら、フレームワークについては、当方もそれほど意識したことが無かったのだが、それはマーケティング戦略を主に座学で学んだ者と、一流の戦略系コンサルティング会社で実戦で鍛えた方との違いなのかな、と思う。当方も、製品マーケティングの実務については、それなりの経験は積んではいるのだが・・・

なお、ロジカル・シンキングについては、書面のスペースの都合もありそれほど大きくは扱われていないので、本書に紹介されていたロジカル・シンキングの本を更に読んでみたい。


とにかく、大きな刺激になるビジネス書

勝間さんの経歴については、ご自身のブログやサイトをはじめ既に各方面で紹介されているので、こちらで繰り返すことはしないが、三児の母でありながら外資系企業でキャリアを積み、独立、今やビジネス書の著者として知らない者はモグリではないかというほど大ブレイクされた勝間さんには僭越ながら大きな刺激を受けた。

デジタルネイティブのインド系アメリカ人の少年もそうだったが、インターネットがビジネスのスピードをますます加速する現代、知的怠惰に甘んじている者はやがて取り残される運命にある。
価値ある情報を多く持った者に対してそれを持たない者が不利な立場に晒される、という勝間氏の厳しい主張には何だか薄ら寒さも覚えざるをえないが、それが現実であることも事実で、現代を生きる我々はそれを受け入れ対応していかなければ、生き残ることは難しいと思う。

当方も、今すぐに勝間さんと同じように月15万円の書籍代を使うことは、ウチの財務大臣の目が光ることもあり難しいと思われるが(笑)、まずは買ったり図書館で借りたりする本をできる限り多く早く消化する習慣を加速するとともに、情報の蓄積、検索、再利用、情報発信(このブログも含めて!)のスピードを高めて行きたいと考えている。


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