「派遣切り」をマーケティングに活用する
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「派遣切り」をマーケティングに活用する

年の瀬が迫る極最近になり、いわゆる派遣切りが横行している。

これについて人減らしをする企業を必ずしも弁護する訳では無いが、これはあくまでも法や規制に準拠した範囲の雇用調整である限り、利潤追求を目的とする企業においては、なんら後ろ指を差されて非難されるべきものではない。 
余剰人員を抱えたまま、会社全体が赤字を垂れ流せば、今度は正社員も含めて他の雇用までおかしくなるからだ。

もちろん、職を失う人達に対して、人道的・倫理的に対応するのは当然だし、例えばそれまで提供していた社員寮などを当面の間(例えば、次の仕事が見つかるまでとか)引き続き提供するなどの便宜は図られるべきだと思う。

もう不要になったから、あなたは要りません、住居からもとっとと出ていって下さい、というような姿勢で血も涙も無い会社のクルマなんか買いたいと俺は思わない。

そして、このブログをたまたま(あるいは定期的に?)読んで下さる方にも、是非こういう時にこそ人間らしい振る舞いの企業を見極めて、消費行動によって企業の社会責任、CSR (Corporate Social Responsibility)が果たされているかどうかに対する審判を下して欲しい。

一方、諺の「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものだな思う。(←語弊があったらどうかお許しを)

この大変なご時世に、職を失った方々に仕事を提供したいという会社もあるわけだ。 
少なくとも当方が知っている範囲ではあるが、これまでに明らかになっている雇用者は以下のような企業:

他にもあるのかもしれないが、12/26現在当方の知る限りはこのような感じだ。
もちろん、ネット上には無い職業情報もあると思うし、これらはごく一部だと考えたい。

なお、記事のタイトルはどちらかと言えば、人が足りなくて困っていた企業の目線のものだ。
エムケイやモンテローザの件は、ウェッブやメディアを通じて情報がすぐに行きわたっているが、それ以外の企業も人材・人財を獲得する良いチャンスだろうと思う。

なお、このネタ自体は既に出てしまったので、同じような切り口だとそれほど新味がなくメディアによる掲載もそれなりになってしまうと思うので、今後派遣切りなどで職を失った方を含めて採用を積極的に行うことをアピールするのであれば、何か創造的な一捻りが欲しいところだ。

え、じゃお前が何か考えろって?(・・・汗)

う〜ん、例えば、こんなプロモーション企画はどうだろう:



世界同時不況や派遣切りなんかぶっ飛ばせ! 懸賞付き大採用キャンペーン!

この度、弊社では現在の景気後退により不幸にも職を失った方のみ限定で大採用キャンペーンを実施いたします。
対象となるのは、派遣社員としてメーカーなどで製造やオペレーションなどの業務に従事されていた方で、2008年9月以降失業したことを書面で証明できる方です。

今回本採用キャンペーンでは、合計777名の方を採用いたします。

この採用キャンペーンにご応募頂き、採用試験の結果採用が決定した方の内、以下の条件に該当する方には、特別準備金・兼採用決定祝金として 30,000円を採用後最初の給与お振込み時に給与と同時にお支払いいたします。

  • 1番目に正式採用が決定した方
  • 88番目に正式採用が決定した方
  • 111番目に正式採用が決定した方
  • 123番目に正式採用が決定した方
  • 333番目に正式採用が決定した方
  • 555番目に正式採用が決定した方
  • 777番目に正式採用が決定した方

なお、本キャンペーンの実施期間は、2008年1月31日まで、または777名の採用枠が充足され次第終了とさせて頂きますので、応募資格をお持ちの方(=派遣切りに遭った方)はどうぞお早めに奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。

どうかこの採用キャンペーンによって、貴方のピンチをチャンスに変え、やりがいある当社の仕事にチャレンジして下さい!

お問い合わせ: 採用担当: ○○、△△ 電話: 03-xxxx-xxxx メール saiyo-campaign@abcdefgxx.co.jp

・・・

700名も人が足りない業種や会社が、タクシー業界や外食産業など以外に現在実際にあるのかどうかは不明だ。

だが、仮にあったとして上記のような智恵、工夫とわずか数十万円(上記の例では3万×7=21万円)プラスするだけで、失業して困っている方々に仕事を提供しつつ人員を充足し、なおかつ会社の広報・広告活動に大きなレバレッジが働いて会社の知名度やCSR/CI向上に繋がることは間違いない。

少なくとも、今月になってエムケイやモンテローザの採用についてのニュースを聞いて、これらの会社に対する俺のイメージが良くなったことは確かだ。 

(つまり、次にタクシーに乗るときは、エムケイにしようか、とか、飲みにいくなら、白木屋に行ってみるか、みたいな気持ちになる可能性が高いワケ)

先日、ブッシュの靴についてのマーケティング成功事例について記したが、昨今の派遣切りや内定取り消しでさえも、もちろん立場や状況にはよるものの、マーケティングに活用できる可能性があるということだ。


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