Tesla Motorsが米自動車産業の救世主になるか
クルマの好きな方、特に環境に優しい電気自動車に興味のある方なら、テスラ・ロードスター(Tesla Roadster)という電気自動車のスポーツカーを既にご存知かと思う。
実は俺もテスラ・ロードスターに乗ってみたいと密かに(?)考えている一人で、早く日本でも売ってくれないかと思う。
(確かに、直ぐに買えるほど気軽な買い物じゃないんだが・・・まぁそれは置いておこう。w)
そのテスラ・ロードスターを製造、販売するTesla Motors社のブログ最新記事にかなり野心的なことが書いてある。
The Right Course: Preserving the Advanced Technology Vehicle Manufacturing Program
要約すると、だいたい以下のようなことだ:
- 金融安定化法の緊急融資で、GMやクライスラーなどデトロイトのビッグスリー再建の成功の可否は不明
- それでも、現政権と議会は先端技術車両製造プログラムを明らかに責任のある施策として堅持
- 21世紀の米国製造業は、CO2と海外の原油への依存度を減少させる代替燃料と先端技術がベースとなるだろう
- テスラ・モーターズは自動車業界の異端児と見られているが、実際にはその逆で他の自動車メーカーに電気自動車のパワートレイン(駆動系)を供給している
- ゆえに、日米欧の自動車メーカーが営業を辞めるのは、テスラが顧客を失うことになり、それは望ましくない
ビッグスリーへの資金援助は、経営者の交代や経営再建策の策定・実施などしっかりやらないと、すべて捨て金になってしまう恐れがかなりあると思う。
翻って、テスラのような新興企業の方がベンチャー企業という不確定性はあるものの、地球温暖化対策の切り札とも言える電気自動車やその心臓とも言えるパワートレインの開発、製造という有望な事業に選択・集中を行っているという点で、はるかに有望な投資・融資になると考える。(念のため、当方はTesla Motors と何の関係も無し)
それはそうと、そのテスラ・モーターズが、つい先週にちょうど100台目のテスラ・ロードスターを納車したという。(上述のブログ記事の一番下にそう書いてある。)
テスラ・ロードスターの100台目出荷達成というこのささやかなマイルストーンは、深刻な経営危機や人員削減など後向きな話題ばかりが目立つ自動車業界という暗闇の中、仄かに輝きを放つ一筋の光と思うのは俺だけだろうか。
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