ホワイトペーパー(white paper)でマッシュアップ
最近アサインされているマーケティングの仕事の一つに、ホワイトペーパーの執筆がある。
ホワイトペーパーとは、直訳すれば白書だが、テクノロジー分野のマーケティングでは、企業などが自社製品の特徴や利点を見込み顧客にアピールすることなどを目的として刊行、配布する文書を指すのが普通だ。
ホワイトペーパーの内容としては、その製品の市場動向分析、製品の機能や特徴・用途、製品に関連する最新の技術トレンド、その製品のコア技術の説明などが含まれることが多い。
そのホワイトペーパー、ある技術分野のトピックで2、3を書くのだが、便法として当方の親会社のメディアに掲載されたコンテンツを材料としてどんどん再利用して良いと上司に言われているので、少々気が楽ではある。
とは言え、ホワイトペーパーの読者にとって読むだけの価値がそれなりにあるものにはまとめなければならない。
単にコピー&ペーストだけしてパッチワークのホワイトペーパーを書き上げるだけじゃマズイ。 材料は既存のものであっても、それを使いまわして組み合わせることによって新しい価値を多少なりとも生み出さなければならない。
というようなことを考えていて、ふと気がついた。
ん?、これって最近インターネットで流行った(もちろん、まだ廃れている訳では無い)マッシュアップそのものじゃん?
インターネットでいう所のマッシュアップも、既存のウェッブサイトやWebサービスのAPIやRSSフィードを自在に組合せ、新しい価値のあるサイトやウェッブのサービスを創り出すというものだ。(ヘタレのエンジニアくずれの当方もマッシュアップ・サイトを一つ作ろうかなと、ここ1、2年ほど色々と試行錯誤をしている。)
マッシュアップ・サイトは既にたくさんあるのだが、有名な例ではグーグルマップ(Google Maps)と掲示板サイト(CraigsList)をマッシュアップして作成された「HousingMaps」などがある。
ウェッブサイトとドキュメントということで成果として出来上がるものはまったく違うが、既存の材料・コンテンツから使えるものを取ってきて新しいものを創り、なんらかの価値を生み出すという点ではまったく同じことである。
そして、そのマッシュアップによって新しく産み出した創造物(ホワイトペーパー or ウェッブサイト)をマーケティングのために活用するわけだ。
仕事で書かなきゃならないホワイトペーパーとなかば趣味?でやっているウェッブサイトの制作や運営の間に不思議な共通点を見出し、なんだか嬉しくなってしまった一日だった。
- joba
- 2008年12月18日 23:16
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