派遣切りと内定取り消しに見る、労働市場での自分の価値
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派遣切りと内定取り消しに見る、労働市場での自分の価値

以下のエントリーは、先日「『派遣切り』をマーケティングに活用する」という記事を書いたときに実は記事中に書こうとしていたのだが、何だか気後れして公開を止めた内容(HTMLでコメントにしていた)を今日加筆修正して書くものだ。

派遣切りや内定取り消しに遭った方でもしこの記事を読まれる方がいたら、「彼ら」という部分を「あなた」に置き換えて読んで頂ければと思う。

ここの内容については、「所詮、他人事だから、そんな事が言えるんだろ!」という批判や反論は覚悟の上で書く。
今回の派遣社員対象の解雇や今春卒業予定の学生の方々の内定取り消しがが予期せぬ想定外の出来事だったことは確かに不幸なことだったろうと思う。

しかし、勝間和代さんの言葉を借りると、いま「起きていることはすべて正しい」のだ。
生きていく以上、理不尽だろうと間尺に遭わなかろうと、厳しい現実を受け止めて、前に進むしかない。

少々厳しい言い方をすれば、解雇された仕事に付いていた時、本当に永久に解雇されないから大丈夫と彼らは考えていたのだろうか?
もし、会社が潰れたりあるいは解雇されるときにはどうするかという代替案(経営学的には contingency plan 等とも言う)を考えていた方がいただろうか?
(内定取り消しの方はさすがに、そういう事態を想定してはいなかったかもしれないが・・・)

そう自信を持って言えないのであれば、今後はそう言えるようにするために明日から、いや今日、たった今から行動すれば良いのだ。
(もしそういう自信を持っていたのであれば、残念ながら彼らの認識が謝っていたということだ。)

彼らの新しい仕事は、クルマの運転が少しできるのならタクシーの運転手かもしれない。
もし、クルマの運転がダメでも、料理が得意なのなら、居酒屋の厨房係かもしれない。
運転も料理もダメというなら、じゃあ性格だけは良いとしよう(笑)。 
そうしたら、居酒屋のホール係として楽しく働けて、やがて成功できるかも知れない。

こんなことを書いている当方も仕事を何度か変わってこれまで生きてきた。

自分から仕事を積極的に変わったこともあれば、正直リストラに遭って落ち込んだこともある。
だから、クビを宣告された方、解雇された方、あるいは内定を取り消された方の気持ちも多少は分かるつもりだ。


いずれにしても、現在の労働市場の状況を冷静に判断し、どんな業種のどんな仕事なら雇用者側の需要(働き口、求人数)の割りに供給(つまりその仕事に就く人の数)が少ないかということも考えながら新しい仕事に就けるように行動しなければならない。
(その新しい仕事が自分の好きなこと、楽しいと思うことと同じなら、それに越したことはない。)

ちなみに、このことは必ずしも現在仕事を失っている方々だけではなく、当方自身も含めて誰にでも当てはまることだ。
いま、自分が職場を急に何日か離れなければならなくなったとして、自分の代わりを務めることが出来る人がいるか。
代わりの務まる人がいる場合、その人数は何人くらいか。

自分の代わりが務まる人がいない仕事で、かつその仕事がその職場・会社で必要不可欠なものであれば、当面その仕事を失う心配は無いかもしれない。
逆に、代わりの務まる人がいて、かつその代わりが何人もいたり、あるいは簡単にその仕事を覚えられるような場合なら、注意が必要。

俺の場合、いまの職場では、すぐに俺の代わりを務められる人はあまりいないと思う。
ただ、そうは言ってもそれほど高度な技術やスキル、知識があるのかと言われると、必ずしも自信が持てない。

だから、とにかく自身の労働市場での価値を客観的かつ冷静に判断しつつ、いつ解雇されても生活に困らないように十分な蓄えを備えたり、次の仕事を探せるための知識やスキルを習得したりしなければ、と常に考えている。
現に、そういう心構えで日々を過ごしているし、足りない点もまだ多々あるものの努力は続けているつもりだ。

マーケティングを仕事として行う人間自身も、自分自身のマーケティングやSWOT分析を怠ることはできないってこと。

ちなみに、経営学修士課程で学んだことで今でも役立っていることの一つは、不確実性の高い現代、学校を卒業したから、もう勉強や学習はしなくて良い、ということでは無く、今後は誰でも生きている間ずっと学び続けること、新しい知識を習得することが、国際競争の激甚な昨今は特にサバイバルの条件(KSF)になると認識したことだ。

幸い、俺は勉強や読書が嫌いじゃなく、むしろ好きなので、それについては本当に良かったと思っている。

この記事をここまで読まれたあなたは、どうですか?


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