億万長者がテコ入れする"Ubuntu Linux"
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億万長者がテコ入れする"Ubuntu Linux"

Ubuntu Linuxの台頭

Linuxと言えば、無料で使えるUnixライクなオペレーティング・システム(OS)という感じで、主にWebやネットワークのサーバ向けなどに普及している。

これまで、いろいろな会社がサーバだけでなくクライアント・マシンのデスクトップ用OS、つまりフツーのパソコン・ユーザが使うOSとして事業化すべく試みがなされてきた。

しかし、サーバや事業者向けではかなり普及したものの、現時点ではまだ一般向けのクライアント用OSとして大きな成功を収めたLinuxのディストリビューション(まぁ配布元くらいの意味ですね、念のため)は存在しない。

Linux関連で有名なディストリビューションあるいは企業といえば、アメリカで株式公開までした Redhat(レッドハット)、欧州で勢力を拡大した SuSE(「スーゼ」みたいな読み方らしい)、それにコミュニティ・ベースの Debian (デビアン)などが有名どころだったのだが、この過去3年位でそのLinuxディストリビューション勢力図に大きな変化が起きていることに気が付いた。

そのLinuxのマーケティング・トレンドの変化の中心にあるのが、この Ubuntu Linux だ。
(日本語では、Ubuntu は「ウブントゥ」という表記や読み方が一般的なようなので、当方もそれに従うことにする。)

Google トレンドによる Ubuntu, redhat/fedora, debian の需要比較

まずは、Google トレンドによる、ネット上の検索キーワードとしての需要の時系列での推移を見て欲しい。

簡単のため、この記事にもGoogleトレンドの表示結果の一部を以下のように添付しておく:

Ubuntu Linux Google トレンド

念のために記すと、4つある折れ線グラフのうち、水色の線が Ubuntu の検索数の推移、赤が Redhat (偶然)、オレンジが fedora (Redhatの非商用版の名前)、緑色が debian だ。
(SuSEは、欧州中心のややローカルなディストリビューションということもあり割愛)

Google トレンドのグラフを見て一目で分かるとおり、2004年の始め頃まではレッドハットの検索数が最も多かったのが、fedora によってレッドハットが商用ベースに本格的に舵を切ってからは次第に下火となっている。

一方、同じく2004年の後半に新しいディストリビューションとして出発した Ubuntu がレッドハットやそれ以外のディストリビューションの検索需要の減少傾向とは対照的にぐんぐんと検索数を伸ばしていることが分かる。

もちろん、Googleでの検索数だけが必ずしもマーケティング的なニーズと完全に一致するとは限らない。

それでも、検索する対象に対する興味度、実際に自分の使うOSソフトウェアとしてまず検索する、というような観点を考えると、雑駁にはGoogleトレンドでの検索数推移が需要、ニーズの推移と正の相関があると考えて大きな間違いは無いだろう。

Ubuntu とは? そして、今後 Ubuntu はどうなる?

ちなみに、Ubuntu Linuxは、Debian というコミュニティ・ベースのディストリビューションをベースとして、南アフリカの億万長者で起業家のマーク・シャトルワース氏が設立した Canonical, Ltd. という会社が立ち上げたというディストリビューションだ。

宇宙旅行中のマーク・シャトルワース氏そのマーク・シャトルワース氏、wikipedia で調べてみたところ、ネットビジネス関係のベンチャーで成功し、民間人としては二人目に私費で宇宙旅行を行った人物(南アフリカ共和国の国民としても初めて)。

そのシャトルワース氏が、自身のネットビジネスでオープンソース・ソフトウェアに大変助けられたことから、オープンソース・コミュニティへの恩返し的な意味も含めて Ubuntu を立ち上げたそうだ。

で、これまでに Ubuntu のベースとなっている Debian のコミュニティとの間にいろいろないざこざや軋轢が生じたりしてもいるのだが、Linux/Unixの専門知識がなくても簡単に使える Linux というのを目指して Ubuntu を事業化していることもあり、上述のような感じで Linux 界で大きな人気を獲得するに至っているわけだ。

もちろん、当方も Ubuntu をいろいろといじっている所で、何年か前に買った Libretto L2 というかなり非力なパソコンにインストールすることを試みている (まだうまくいってないが・・・)。

今後、Ubuntuが本当にデスクトップOSとして成功するのか、どうなるかはまだ未知数な部分もあるが、多くの専門家、識者も述べているとおり、もしクライアントのデスクトップOSで Windows の代わりになるOSがあるとしたら、Ubuntu がもっともその可能性が高いのではないか、と当方も感じている。

実際に、パソコン大手の Dell (デル)コンピュータが、ミニノートのラインアップの一つに Ubuntu 搭載版を加えるなどの動きがそれを示唆している。

何しろ、わずか3万5千円出せば、いまや Ubuntu のOSとオープンソースの各種アプリを搭載したミニノート・パソコンで、Windows パソコンと同じような機能が手に入ってしまうのだ。

オープンソースの OpenOffice.org でワードプロセッサも表計算も、プレゼンも足りてしまうし、Webブラウザも Firefox でOK。
メールもネットに接続して Gmail を使うので、Firefoxがあれば心配ない。

要するに、ビジネスで絶対にマイクロソフト・オフィスのワードやエクセルでなければならない、というのでなければ、1万円か2万円か分からないが余計なお金を出す必要はまったく無くなったのである。(ちなみに、OpenOfficeでもかなりの互換性で MSオフィスのファイルを読み込める。100%互換ではないが、かなり使える。)


そんな訳で、自分の古いパソコンでの Ubuntu インストールや検証も続ける傍ら、Ubuntu搭載のデルのネットブックもそのうち手に入れようかな、などと密かに考えている今日この頃なワケだ・・・
(Ubuntu で億万長者にもあやかりたいし・・・爆)
 


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