サン・マイクロシステムズがアフィリエイト・プログラム開始
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サン・マイクロシステムズがアフィリエイト・プログラム開始

サン・マイクロシステムズ社のアフィリエイト・プログラム

ハイエンドのUnixワークステーションやSPARCプロセッサ、プログラミング言語Javaなどのテクノロジーで有名なサン・マイクロシステムズ株式会社(Sun Microsystems)が、ASPのリンクシェア経由でアフィリエイト・プログラムをこの1月末から開始した。

B2Bやテクノロジーの分野ではこういう動きは鈍いのだが、サンはかなり良いところに目を付けたんじゃないかと思う。
少なくとも、テクノロジー・マーケティングという当方のブログのテーマでは、相性が大変良いので早速紹介することにしたワケだ。w

技術開発の一線から退いた当方では、サンのUnixワークステーションを触ることは流石にないのだが、半導体設計関連(ASICやDSPなど)の仕事をやっていた昔は、毎日のようにサンのSPARCマシンにお世話になっていた。

(それより更に前にはHPに買収されたApolloというコンピュータ・メーカもあったのだが、今の若い技術者の方はもう知らないだろーな・・・)

サンに対する当方の興味は、とにかくそのビジネスモデルをどう維持、再構築していくかということだ。

サンのビジネスモデルと今後

まだパソコン一台が何十万円もしていた頃、当方の従事していた半導体設計や高信頼性の要求されるハイエンドのUnixサーバ、ネットワーク・サーバなどでは、CPUがSPARCでオペレーティング・システムがサンの Unix、つまり SunOS/Solaris を搭載したマシンというのが、ごく当たり前だった。

ところが、近年ダウンサイジングやインターネットの出現、インテルとマイクロソフトの台頭(=Wintel)、さらにオープンソース、特に Linux の出現と普及などの要因によって、サンのハードウェアとソフトウェアの優位性や価格性能比が大きく揺らぐことになった。

サンとしてもオープンソース化に対応した動きとして、Solaris のオープンソース化(OpenSolaris)、インターネット向けには Javaの開発と普及などで対応を図って来た訳だが、コンピュータ業界におけるチープ革命やコモディティ化は依然として進行中であり、サンのようなコンピュータのベンダにとって予断は許されない状況。

そんなわけで、サンが今後どのようにビジネスを維持し、業績を伸ばしていくかに大変興味があると共に、以前お世話になった Sun (あ、今でも Java ならパソコンで使ってるな)にもっと頑張って欲しいと思うワケだ。

サンがJavaの開発とリリースに伴って以前主張していた、"The Network is the Computer" というモットーは、当時はまだインターネットのインフラが十分に普及してなかったり、アクセス速度が低速だったりしたために、あまり実現できなかった。
だが、現在になって SaaSとかクラウド・コンピューティングとか言われているのは、まさにサンがこの"The Network is the Computer"というフレーズでぶち上げたことそのものに他ならないこともある。

会社の寿命は30年などとよく言われる。
その一般的な寿命からすると、シリコンバレーで1982年に産声を上げたサンの会社としての節目は2012年頃ということで、あと2、3年だ。

一つのシナリオとしては、IBMのように技術開発やソリューション・サービスにより選択と集中を進めるという戦略はありえるだろう。
また、Linuxのレッドハットのように、オープンソース・ソフトウェア分野でOpenSolarisのより一層の普及と収入増加というのもあるかもしれない。
いずれにしても、JavaやSPARC、さらには OpenSolaris などでどのように収益をあげて行くのか、興味は尽きないところだ。

以前のサンは、元CEOで現在は会長のスコット・マクネリ(Scott McNealy)氏の激しいマイクロソフト(+ビル・ゲイツ氏)攻撃も有名だったのはIT業界では有名だった。

マイクロソフトでゲイツ氏が引退したのと歩調をあわせるようにマクネリ氏がCEO職の第一線から退いてジョナサン・シュワルツ氏に交代したこともあるのだろうか、サンのかつてのアグレッシブさは影をひそめ、シリコンバレーの典型的な成熟企業という位置付けになっているのかもしれない。


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