トヨタがGMにハイブリッド技術を供与・・・ ガセネタかw
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トヨタがGMにハイブリッド技術を供与・・・ ガセネタかw

トヨタ自動車が経営破たんの危機に直面している米国のGMにハイブリッド技術を供与することを検討しているという今日の午前中の読売新聞の報道は、結局どうやらガセネタらしい。

午後以降になって、AFP時事通信など他のメディアのニュースが出てきたので読んでみる。
すると、トヨタ自動車自体がGMへのハイブリッド技術供与検討の事実は無いとそれらの各メディアに否定したということだ。

最初の読売新聞の報道は、マジで?と思いつつ、確かにトヨタとGMは米国のカリフォルニア州にNUMMI(New United Motor Manufacturing, Inc. 通称ヌーミ)という合弁の製造会社を設立していることから、まったくあり得ない話ではないとは思った。

しかし、現実問題としていったいどんな取り決めをすれば、トヨタが伝家の宝刀とでも言えるスプリット式ハイブリッド技術(THS: Toyota Hybrid System)を競合でもあるGMに易々と供与できるのだろう?と疑問に感じていたことも事実。

ちなみに、NUMMIの工場で製造しているのは、トヨタ側が乗用車のカローラや小型ピックアップトラックのタコマ(Tacoma)、GM側がシボレー・ブランドのノヴァ(Nova)やプリズム(Prizm)、ポンティアック・ヴァイブ(Pontiac Vibe)といった普通のガソリン車だ。

プリウスなどハイブリッド車は、NUMMIの工場ではこれまでにまったく製造していない。


GMの場合、日野自動車や富士重工とはワケが違う

トヨタ・グループという意味では、傘下のダイハツやトラックやバスなどの日野自動車、4輪駆動などで独自のクルマを作ってきたスバル・富士重工などにはTHSのハイブリッド技術を供与する可能性は十分にある。

実際に、小型車メインのダイハツではさすがにコスト面などでこれまで無理やりハイブリッド化させることはしなかったのだろうが、日野自動車はディーゼル・ハイブリッドを商品化しているし、富士重工もつい最近トヨタのハイブリッド技術も導入し独自のハイブリッド車を2011年までに市場投入すると表明した。

ただ、北米に合弁会社を作ったからと言って、それ以上の資本関係を持たない(≠トヨタ傘下)GMには、さすがにこれから最も重要になるハイブリッドのパワートレイン技術を簡単に供与することは無いだろう。

仮にGMの株式をトヨタが何割か取得し、GMがトヨタ傘下に入ればそういう可能性も出てくるのかもしれない。

しかし、当然トヨタは買収先や提携先の企業の財務内容を重視するはず。何も破綻寸前でUAWという厄介な労組との交渉に難儀している真っ赤っ赤の会社を積極的に買収する理由はどこにも無い。しかも、米国の国民感情も色々とありそうだし。

せっかく新型プリウスの受注が好調な滑り出しをみせ、今年を底にV字回復を目指そうというときに大きなお荷物を背負うというのは、やはり理屈に合わないということだろう。
 
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