クチコミ(Viral)とマーケティング 4Pの関係(事例研究)
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クチコミ(Viral)とマーケティング 4Pの関係(事例研究)

クチコミバイラル・マーケティング)を最近自身で起こしていることに気が付いた。

で、逆の発想で、どうしたらクチコミが起きる(起こせる)のかを、製品やサービスの提供者(企業や事業者)視点でマーケティング4Pの事例として一度考えをまとめ整理してみることにした。

まず、この事例でのマーケティング4Pは、以下の通り:
 


  • 製品(Product): ポケットビデオカメラ Vado HD (Creative社製)
  • 価格(Price): ¥19,800
  • 流通(Place): インターネット通販 (Creative社のWebサイト/ホームページの販売専用ページ)
  • 販促(Promotion): 自社サイトでの告知、各種メディアによるニュース、他サイトのレビュー記事、他

以下、もう少しこの事例の背景や、当方やその周囲でこの製品が購買に至った経緯、購入動機、競合状況なども含めてご説明しよう。

なぜこの製品を買ったのか

なぜ、この製品を買ったのか? 
このようなモノが欲しかったから、というのが答だ。
それは、当方がブログを書いており、ネットでのビデオ投稿などを行いたいという強いニーズ/ウォンツを持っており、この製品によってそのニーズが満たせたからだ。

マーケティング4Pで言うProduct(製品)で、当方のニーズに非常に合致していたのだ。

ではなぜソニーやパナソニック、キヤノン等のビデオカメラじゃなく、Creative社の Vado HDだったのか?
それは、それらの有名メーカーの主力のビデオカメラはフルHD動画が録画でき、予算に余裕があれば一台あっても良いとは思うものの、YouTubeや自身のブログへの投稿という目的を考えたとき、Vado HD 程度で必要十分な性能、機能だったからだ。

逆にマーケティング4Pの価格(Price)の点では、Vado HDが約2万円と手頃な価格なのに対して、国内メーカーの主力製品のフルHD対応ビデオカメラでは安いものでも5万円程度とかなりの出費になってしまうからである。

また、Vado HD と同様のコンセプトの製品は Flip Mino という、先にヒットしたのがあるのだが、残念ながら日本では発売されていないのである。

このようなことから、Vado HD を買うにいたったワケだ。


なぜこの製品を人に見せたり、話したりしたのか

クチコミには二種類ある。 ポジティブなレビューとその逆にネガティブなレビューだ。

今回は、かなりポジティブなレビューとなって、当方がクリエイティブ社に頼まれたわけでもお金をもらった訳でもないのに、周囲の人達に宣伝して歩いていた(爆)。 

最近はかなり落ち着いたが、手に入れた直後は何だか嬉しくて楽しくて人に話したくて仕方がなかったというのが率直なところ。

美味しいレストラン等でもそうだと思うが、自分が気に入ったり好きだったりする店や製品、サービスは、やはり人に話したり、薦めたり、自慢したりしたくなるものなのだ。

逆に、ネガティブな場合は、購入した製品やサービスに問題があって、何とかして欲しいと思っているものの、なかなか解決しない場合などに、憤懣やるかたない気持ちが爆発すると、恐らくかなりネガティブなことを周りの人達に言いふらすことになる。

ちなみに、現在の当方の例だと、iPod Touch と連携する iTunes の最新バージョンがこれに当る。
(まぁ、この記事ではポジティブな方の事例なので、iTunesのネガティブな点については別の機会に譲る。)


簡単なまとめ

と、少し取り止めが付かなくなりそうなので、この辺でいったんまとめよう。

要するに、マーケティング4Pで製品(サービス)自体の魅力と価格のバランスが良い場合、購入者がそれに対して好意的な感情を持っている場合に、ポジティブなクチコミが発生する可能性が高いと言える。

まぁ、こう書いてしまうと、至極当たり前な結論に落ち着いてしまったのだが、世の中のメーカーさん達が日々苦労しているように、ヒット商品を生み出しポジティブなクチコミ・マーケティングをうまく発生させるのは簡単なことではない。

ただ、一ついえることは、プラスのクチコミを起こす為には、製品なりサービスのクオリティが高いことが当然の必要条件となっていること。
つまり商品としてまともな機能があって、かつ妥当な価格であればこそ、初めて他の人に話したくなるのだ。

もちろん、Vado HD にも改善すべき点はある。
例えば、USB経由での動画ファイルのパソコンへの転送にかなり時間が掛かる点などだ。

しかし、それを差し引いても、非常に手軽にHD動画を撮影でき、YouTube投稿やブログへの掲載がすぐにできるという機能の価値が2万円以上であると考えたからこそ、お金を払って購入に踏み切ったのである。


提供者サイドの方々が成功する製品企画、商品開発を行うには、このような消費者視点、顧客視点での発想が必ず必要であることは言うまでもない。
(顧客のサイフの紐が固く、必要最低限のものしか買わない昨今なら尚更だろう。)
 
関連記事:
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