GM再建 (1):マーケティング得意なオバマなら・・・
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GM再建 (1):マーケティング得意なオバマなら・・・

米国・ビッグスリー、もといデトロイト・スリー(笑)の一角、ゼネラル・モーターズ、もといガバメント・モーターズ(笑)がついに破産(Chapter 11)を正式に申請し、再建手続きが始まった。

これまでにGMの破産は何度も取り沙汰され、巨額の税金が投入された挙句の破産となった訳だ。

これまでの経過や諸方面の記事や意見などを見ると、GMの再建は明らかに非常に困難な事業であることは間違いない。

しかし、日本のメディアでも見ることができるオバマ大統領のコメントを聞いていると、あるいはオバマ政権なら本当にGM再建を成し遂げることができるかも、と思えてくるから不思議だ。

いや、単に感覚だけでこの記事を書いているわけでは無い。

なぜなら、昨年の熾烈な大統領選挙戦を戦い抜き、勝利を手にしたバラク・オバマ氏の政権にはアメリカ国民の期待と共に、卓越したマーケティングのセンスや手腕がある人材が少なからずいることを知っているからだ。

もちろん、このGM救済〜再建という事業は、オバマ政権にとってリスクが大きい大きな賭けであることを疑う余地はない。

しかし、いくらGMが救いがたいからと言って、裾野の広いアメリカ自動車産業トップのGMを市場経済の「見えざる手」に任せて成すがままに潰したら、アメリカの経済はいよいよ恐慌に突入したかもしれない。

だからこそ、「本当は介入したくなかったが、止むを得なかった」と率直に認めつつも、GMは再建できるとビジョンを示し、国民やGMの社員、UAWや債権者などステークホルダー全員の努力に期待し、彼一流の楽観主義と自信を示したのだと思う。

実際に、昨年の大統領選挙戦でのオバマ陣営のマーケティング戦術、特にインターネットのソーシャル系サイト、YouTubeやTwitterといったツールを実に効果的に使った草の根的なコミュニケーションは非常に効果的だった。

だからこそ、彼は第44代アメリカ大統領の椅子を勝ち取ることができた。


新生GMのマーケティング4Pとは

GM社の再建では、グリーン・ニューディール政策を具現化するクルマ(4pのproduct:製品)をリアルとネットの両方で新生GMの意義やビジョン、魅力をアピール(マーケティング4pのpromotion:プロモーション)し、アメリカの平均的な国民が従来車と同じように買うことのできる価格(4pの価格:price)で、アメリカ全土、それにGMが輸出や進出している国や地域(4Pの場所:place)で売ることになるのだろう。

と、当方がさらっとブログに書くのは簡単だが、実際にはこれは極めて難易度の高い事業である。
しかも、それを向こう1年半位の短期決戦で成功させなければならない。

新生GM成功のカギを握るのは、やはりなんと言ってもその製品=環境性能の高いクルマになるだろう。
これまでの経緯では、GMとしてエコカー開発では最も市場投入が近いと期待されているのが、「シボレー(Chevrolet、通称 Chevy)」だ。

しかし、まだ開発途上であり、搭載予定のリチウムイオン電池は価格が非常に高い。
ここをどうクリアするのかが、新生GMの経営陣や製品開発担当者に課せられた難しい問題だ。

しかし、まったく手段が無いワケではない。
 


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