Google Street View(ストリートビュー)でプロモーション
Google マップでストリートビュー(Street View)という機能がある。
ストリートビューを使うと、所定の場所の景色がそこに行かなくても、ある程度どんな所かということが事前に分かり便利なので、当方も外出する前などGoogle Maps の地図と同時によくお世話になっている。
Google曰く、「歩行者視点から 360 度のパノラマ画像で、まるで道を歩いているように見ることができるサービス」ということだが、これが結構役に立つのだ。
ところが、このストリートビュー、グーグルが撮影した写真に人の顔や住居、自動車のナンバープレートなどプライバシー情報が入っていた所も少なくなかったことから、各方面から問題視され、グーグルがポリシーを修正を余儀なくされたという経緯があった。
しかし、グーグルはストリートビューを諦めた訳では全くなく、現在もそれによる地図情報における検索サービス拡充を進めている。
その一環が、グーグルが先月中旬に発表したストリートビュー パートナー プログラムだ。
グーグルの説明ページを読むと、ストリートビュー パートナープログラムに参加するメリットとして以下を挙げている:
- 世界一の地図サイトを通じて、世界中のネットユーザーに施設をアピール可能
- API(英語)を利用して、ウェブサイトにストリートビューの画像を掲載できる
- 実際に足を運べない人々にも、施設を見てもらえる
- このサービスは無料
ということで、各種の施設や遊園地、名所、大学などにこのプログラムへの参加を呼びかけている。
実際、アメリカのペンシルバニア大学 (Univ. of Pennsylvania、上記のYouTube動画)、日本でも京都の高台寺や北海道旭川市の旭山動物園などの事例がグーグル社のサイトで紹介されている。
上記のYouTube画像では大学でのグーグルのトライク(撮影用の三輪車)が大学構内を撮影しながら漕いで回るところがなかなかユーモラスだ。
確かに、お寺や動物園、学校などは撮影後の人物の顔のぼかし処理さえきちんとされるのであれば、プライバシーの問題などもあまり無いように思われる。
一方、Google の Sean Carlson氏の説明(上記の動画)によれば、ストリートビューのユーザから様々な要望が寄せられたそうで、ハイキングの遊歩道(トレイル)、自転車のためのサイクリング・ロード(日本なら多摩川とか荒川のも良いかも・・・)、大学などもストリートビューで見たいなどの声がかなりあったそうだ。
そんな訳で、このストリートビュー パートナー プログラムが開始されたところ、施設の側も無料でグーグルマップとストリートビューで宣伝してもらえるなら、と考えた企業や団体からの応募が既にかなりあったらしく、すべての応募者がこのパートナープログラムに参加できる訳ではないことをよくある質問のページに明記している。
施設側としては、ストリートビューで魅力を見せて、実際に足を運んでもらい(またはサイトに来てもらい)、お客さんになってもらえれば、販売促進策として成功ということになるだろう。
実際、京都の高台寺というお寺は当方は失礼ながら存じ上げなかったのだが、グーグルがストリートビューの国内事例の第一号として撮影したことで当方の知る所となったわけだ。
なんと言っても、このサービスは施設にとって無料である。
景色が良かったり大きな特徴があったりする場所でありながら、集客に苦労しているような施設の広報担当者の方は、是非ストリートビューで世界中の人々にお披露目することを考えてみてはいかがだろう。
- joba
- 2009年06月22日 00:02
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