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フリー 〜〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

米国のデジタル情報誌・サイトの「ワイヤード(Wired)」編集長のクリス・アンダーソン氏の新著である。

この書名の通り、実はこの本はまだお金を出して買って要る訳ではない。
実は、発売前に期間限定ながら「無料」で大半の内容をネット上でEブックとして読めるよう公開されたものを拝読させて頂いた上でこちらのレビューを書いている訳だ。

このクリス・アンダーソン氏という方、ワイヤードの編集長と言われても「だから何?」と思う人も多いかもしれない。

だが、「ロングテール」という言葉を世に知らしめ、同名の著書を出してベストセラー作家になった方と言えば、ネット・マーケティングをかじっている人であれば知らない人はいないだろう。

そのアンダーソン氏の新著だが、ネット上の「チープ革命」の究極とも言える、ネットで入手したり利用したりできる無料のソフトウェアやサービスとそのビジネスモデルの現状についてまとめたものだ。

実際に、Web2.0と言われるようなサイトを成功裏に運営している人には当たり前のことばかりかもしれないが、当方も含めてネット上の集客とその収益化に腐心している方々には参考になることが多いと思う。

例えば、フリーミアムという概念。無料版を広く提供する一方で、その有料版を無料版では飽き足らなくなった一部のユーザに対して販売することによってビジネス全体を成り立たせるというビジネスモデルである。
現在のネットではごく当たり前のビジネスモデルだが、この成立要件や実際の事例、そのコスト構造などをおさらいしておくことには意味がある。

また、本書の事例にはオープンソース・ソフトウェアやネットビジネスだけでなく、リアルビジネスとネットの融合で無料サービスを活用して成功した事例として、ある条件を満たせば会費が無料になるデンマークのスポーツクラブや、あるいは通常と逆のビジネスモデルとしてLAにある音楽クラブなどを挙げており、それらの例について読むだけでも新しいビジネスモデルについて考える上での示唆を与えてくれそうだ。

例えば、日本ならある条件を満たせば授業料が無料になる英会話スクールとか。(←まだ思い付きだけだが・・・)
卑近な実例としてはもう一つ、「FREE CAFE 播磨屋ステーション」を挙げておく。

これ、おかき屋さんが運営している、コーヒーやおかきを無料で楽しめるバーなのである。
もちろん、筆者もこの播磨屋ステーションのフリーカフェに行ったことがあり、実際に無料で美味しいコーヒーとおかきを頂いた。マックやスタバも真っ青の無料カフェだ。

実は、このブログで扱おうか迷っているうちに、メジャーなニュースメディアが記事に書いてしまい、それ以来昼休みなどは近くのサラリーマンやOLがわんさか押し寄せてもうゆっくりと行けなくなってしまった。w

と、話が横道に逸れてしまった。元に戻ろう。

現在の日本の経済はかなり酷いと思うが、そういう時にこそ、こういう本に出てくるような斬新なビジネスモデル、型に嵌らない斬新なマーケティング手法が必要になるはず。

ましてや、価格破壊やデフレなど、低価格化が生産者やサービス提供者側に及ぼす悪影響ばかりがクローズアップされるが、誰でも無料や激安には抵抗無く惹かれるもの。

この本にも出てくる通り、確かにリアルワールドではたいていの場合「No free lunch.(タダより高いものはない)」だ。

だが、インターネット上、あるいはインターネットを絡めたマーケティングでは、無料の商品やサービスをうまく使うことによって、ビジネスを成功に導いたり飛躍的に拡大したりできるのである。
もちろん、やりようによってマスメディアやネットメディアに取り上げられ、大きな広報・広告効果が期待できる。

ということで、マーケティングや事業企画、事業開発に関わる方なら読んでおいて損は無い一冊だろう。

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