アップル・iPadは売れるか? (2)
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アップル・iPadは売れるか? (2)

結局、iPadは売れるか?

と、iPadの立ち位置を少し整理してみたところで、iPadが売れるかどうかだ。
あくまでも個人的な見方だが、日本ではどうなのかな、と思う。

もちろん、新しもの好きな人々やアップル信者達にはiPadを買う人たちも多いだろう。
当方の職場の知人なども「iPad良いよね」みたいなことを言っていたし、マーケティング巧者のアップルの実力からすれば、一般人でもかなり取り込めることになるかもしれない。

ただ、iPhoneやiPod Touchと違ってiPadはかなり大きめでケータイに比べると重い。
東京など首都圏や京阪神、名古屋周辺などでは、電車での移動が多いと、iPadを片手で使うのはかなり厳しいのではないかと思う。

もちろん、座席に座って使うというのはありだが、そうするとiPhoneほどのヒットになるかどうかはちょっと難しいのではないかなと言うのが俺の意見である。

日本国外では、体格の大きな人々が多いこと、移動がクルマ社会の国々などを考えると、米国を始めとしてiPadが結構受け入れられる地域は結構あるようには思う。

ただ、アマゾンのKindleやソニーのReaderの後追いとなるアップルがどこまで追い上げられるかということになるので、電子ブックとしての魅力、価値がどれだけあるかだろう。

また、ゲーム用端末としてのiPadも大化けの可能性はもちろんあり得る。

iPhoneのアプストアには既に重数万ものゲームやアプリケーションがあるし、iPhoneアプリの開発者が「セカイカメラ」のような革新的なキラーアプリをiPad用に出してくれば、iPhoneのヒットがiPadで再来、というシナリオは十分に考えられる。

以前、パソコンに関して良く言われたことに「コンピュータ、ソフト無ければタダの箱」みたいな表現があった。

コモディティ化が進んだパソコンでは、どんな種類のソフトでさえ今やネットに繋げばオープンソースのパッケージや、クラウド型のオンライン・アプリケーションで簡単に手に入る時代だ。

だが、iPadのように一つの企業(アップル)がユーザや開発者の囲い込みの意図を捨てずにヒットを狙うことには、少なからず失敗のリスクも隣合わせにあるように思う。


アップルのマーケティングは今でも健在か

とはいえ、単に低価格なミニノートは出さないと言っていたアップルは確かにその約束を守ったと言え、その点はさすがだと思うし、製品戦略としても極めてアップルらしい。

スティーブ・ジョブズのマーケティング・センスというか、ビジネスや製品に対する哲学のようなもの、筋が一本ビシッと通っている所を感じさせられるのだ。

翻って国内を見てみると、日本の電機メーカーはASUSTekなど台湾勢のミニノートパソコンを見るや、各社がこぞって同じようなミニノート(それもほとんど台湾のODM企業が製造した商品の社名と商品名を自社のものに変えただけの商品が大半・・・)を出してきた状況とは一線を画している。

やはり、この辺が不況の最中でも好業績を維持しているアップルと、慢性化しつつある赤字に苦しんでいる国内大手電機メーカーの大きな違いだと考えざるを得ないのである。


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