CHAdeMOが目指す EV用充電インフラの国際化
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CHAdeMOが目指す EV用充電インフラの国際化

CHAdeMO協議会が昨日(3/15)正式に発足した。
CHAdeMO協議会というのは、電気自動車(EV)用の急速充電器の標準化や規格化を業界で一致団結して進めるための関連企業などの集まりである。

主メンバーは、東京電力、日産自動車、三菱自動車、富士重工業と電気自動車の事業化を手がけている会社。今回の発表ではこれまで電気自動車には比較的腰の重かったトヨタ自動車も入っていることが目新しい。
これで、トヨタも100V/200V普通充電のプラグインハイブリッドだけではなく、急速充電器を活用するEVも本気で市場投入するという意思表示をしたことになると言えるだろう。

また、主要メンバー企業のリストには名前が無いものの、ホンダなど他の大手自動車メーカーも名を連ねているらしい。ある意味、これで「オールジャパン」のEV普及や推進の動きが充電インフラの標準化を軸に進められるという意味で大きな一歩となるだろう。

"CHAdeMO"って名前はどうよ?

それにしても、この名前で本当に協議会を立ち上げてしまうというのは、なかなか勇気があるなぁと感じもした。
それは、この"CHAdeMO"の意味で "Charge de Move" はまだ良いとして、「お茶でも飲んでる間に充電・・・」というダジャレも公言しているからだ。

音節も多く、少なくとも欧米人がこの単語を見たときは、発音や記憶がかなり難しいのではないかという気がする。
この急速充電器の規格は日本だけのローカル規格に留めずに国際的なデファクトスタンダードにしていくという意向だと思うのだが、それにしてはネーミングがやや日本的すぎる発想ではないかというのが少し気になった。

もちろん、日本的な発想がダメだというのではない。「ウォークマン(Walkman)」やハイブリッド車「プリウス」など日本発の技術が世界中で使われるようになった例は多い。
しかし、その一方で携帯電話やデジタルのハイビジョン・テレビ(HDTV)など電気や通信の規格化・標準化やインフラに絡むところでは、これまでに何度も苦渋を飲まされてきた分野が多いのだ。

そういう意味で、今回日本が先鞭をつける形で発表したCHAdeMOに基づくEV用急速充電器がクルマの大市場である北米や欧州、それに中国などの地域でも受け入れられるのか、懸念が残るのである。

無論、こういった課題や懸念については、TEPCOやトヨタを中心としたの関係者の方々も百も承知かとは思う。
海外の企業も参加しているところを見ると、ある程度は根回しをしたり、参加の同意を取り付けたりはしているのだろう。

しかし、前述の携帯電話の国際規格などでは、そのようにして賛同の意を表明していた海外の大手企業が寝返って別の規格の推進グループで積極的に活動するなんていうことが珍しくないのだ。
日本人は天真爛漫というか、人が良いというか、そういうところの詰めが甘いところがあるので、後になって「ガラパゴス化」だ等と揶揄される結果になったりする。

とはいえ、もう賽は投げられた。

CHAdeMOで急速充電器の設置箇所を見てみると、首都圏(特に、東京23区から神奈川県東部・南部)には既にたくさんの急速充電器が設置されていて、EVがかなり実用的に使えることが分かる。

これがこのまま国際的に受け入れられ、当方の懸念が杞憂に終わればと願うばかりである。


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