こんな生体認証は有効?
キーワード/頻出表現など:
preventer: 妨害者、邪魔者 biometric: 生体認証機能を持つ
squeeze: 締め付ける
scream: 叫ぶ
今回のディルバートは、先日に続いてモルダック(Mordac)なる新しい登場人物とディルバートのやり取り。
これもある意味、われわれのオフィスでも最近かなり普及してきた「バイオメトリクス(生体認証)」を風刺したジョークになっているのだが、表面的にはモルダックに痛めつけられるディルバートが気の毒になってしまう。
こんな認証がオフィスで広まったら、恐ろしい限りだが、まぁさすがにこれはいかにもマンガという感じ。
ということで、早速以下にちょっと解説してみよう。
まず最初のコマでは、モルダックが自己紹介をしながら、最新の『生体認証スキャナー(biometric scanner)』を披露している。
なんじゃそりゃ?って感じなんだけど、二コマ目でその機能を説明していて、なるほどという訳なんだが、その生体認証では、指紋とか静脈みたいな普通の生体認証の手段じゃなくて、「締め付けられた時にその人が発声する、その人(この場合はディルバート)だけの叫び声」だとモルダックが言う。
そして、三コマ目、モルダックが彼の持ってきた「生体認証スキャナー」でディルバートの頭を締め付けるのだ。
このマンガを見ればすぐに分るとおり、ディルバートがモルダックに締め付けられた痛みで叫んでいるわけだが、モルダックは、「いや、それは君(ディルバート)では無い。」と言いながら締め付けるのを止めない、というのがオチ。
インターネットやオフィスで常時使用するパソコンに加えて、ノートパソコンや3G携帯電話などモバイル環境で使える情報機器が増えるにつれて、企業のセキュリティ対策が進みつつある。
ということで、パスワードだけでは十分とはいえなくなりつつある昨今、指紋や静脈、顔や目の虹彩などの生体としての特徴によって個人を認証する技術もいよいよ本格的に普及する兆しがある。
ディルバートのこのエピソードのような締め付けられた時の叫び声による認証なんてのはマジで勘弁して欲しいものだが(笑)、パスワードをいくつも設定したり覚えたりするのも面倒なので、利用する側の負担もなく情報セキュリティが向上するのであれば、バイオメトリクス技術も歓迎したいところだ。